働く大人の週末ゼミ

視野をひろげる

生駒の図書館で新しい刺激を。上質な学びと大人の交流の場、「働く大人の週末ゼミ」がはじまります。

今ひびく、論語。
日時:7月20日(土)/10月19日(土)/11月30日(土)/令和7年1月18日(土)・各回14:00~16:00
場所:生駒市図書会館 大会議室
定員:各120名(先着順)
金曜、夜の図書室で。
日時:8月30日(金)/9月27日(金)/12月13日(金)/令和7年2月28日(金)/令和7年3月28日(金)・各回19:00~21:00
場所:生駒駅前図書室
定員:各30名(先着順)
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参加費:3,000円/9回、500円/1回
申込み:7月13日(土)までに申込みフォームから、生駒市図書館に電話(0743-75-5000)、または、直接、市内5図書館・室のカウンターでも申し込めます。

今ひびく、論語。

社会人として、親として、リアルタイムで経験を重ねてゆく今だからこそ、論語からの学びは多いもの。陽明学者で歴代首相の指南役といわれた故・安岡正篤氏の孫で、こども論語塾で人気の安岡定子氏による特別講座が実現。いつもと違う土曜日、論語でマインドセットを整えましょう。

論語を味わい活かす
7月20日(土)/10月19日(土)/11月30日(土)/令和7年1月18日(土)

『論語』は古来日本人の傍らにあり、愛読されてきた書物です。漢文で難しいと思われがちですが、温故知新、剛毅朴訥という四字熟語や「一を聞いて以って十を知る」や「可も無く不可もなし」という慣用表現も、実は論語由来です。江戸時代には各藩の藩校や寺子屋で盛んに読まれていました。先人たちの精神世界に大きな影響を与えてきた『論語』の名分・名句を声に出して読み、その内容を一緒に味わいましょう。

講師 安岡 定子

東京都出身。二松学舎大学文学部中国文学科卒業。安岡定子事務所代表。公益財団法人郷学研修所・安岡正篤記念館理事長。漢学者・安岡正篤の孫であり、現在はこども論語塾の講師として全国各地で講座を開催するほか、企業やビジネスマン向けセミナー、講演活動を行っている。『子や孫に読み聞かせたい論語』(幻冬舎)『新版 素顔の安岡正篤』(PHP研究所)『仕事と人生に効く 成果を出す人の実践論語塾』(ポプラ社)『渋沢栄一と安岡正篤で読み解く論語』(プレジデント社)など、著書多数。

金曜、夜の図書室で。

生駒の知られざる歴史から最新のAIまで、5つの多様なテーマを夜の図書室で学ぶ連続講座。参加者同士の交流タイムもあり。職場と家庭だけでは得られない新しい刺激を、生駒駅前図書室で。

8月30日(金)
戦国の大和国人 高山氏 ~市史編さん事業から見えてきた生駒~

生駒市は奈良県の北西隅、山城・河内に隣接した行政区画ですが、地域のポテンシャルは今も昔も高いのではないかと思います。市制施行から50年目の令和3年度から行っている生駒市史編さん事業では、あらゆる時代やジャンルで生駒の歩みや新たな魅力が掘り起こされています。そのなかから戦国の生駒に注目して、高山にいた侍・鷹山氏についてレポートしたいと思います。中世の生駒が少しでも体感いただけたらラッキー。

生駒市図書館
市史編さん係主査
錦 好見

9月27日(金)
夏目漱石の門下生・中村古峡と生駒

中村古峡は生駒出身の文学者・精神医学学者です。東京帝国大学に入学し、夏目漱石に学び、その後、漱石の推薦で朝日新聞に自伝的小説『殻』を発表しました。精神医学の分野では、大正6年に精神医学会を立ち上げ、機関誌『変態心理』を創刊。昭和4年には千葉市に中村古峡療養所を開設しました。今回は、生駒南尋常小学校の同級生であった岸盛辰宛ての中村古峡書簡(生駒市教育委員会所蔵、岸家文書)を紹介しながら、古峡の小説『殻』を読み解き、文学・医学の両面にわたって独自の足跡を残した中村古峡の世界を見てゆきます。

奈良大学
文学部教授
光石 亜由美

12月13日(金)
人生に問いを立てる

働くことということはどういうことのなのか?自分はなんのプロとして働き、社会に貢献をしているのか?自らの根っこであるアイデンティティを深掘りし、「こうありたい」というビジョンを設定することが、人生を豊かにする第一歩です。仕事とは人との関わりで、自分のビジョンに共感してくれる仲間が多い方が幸せを感じるものです。本講義では、自分自身の内発的動機を見直し、アイデンティティを確認することが、働くということを豊かにすることについて講義とワークショップで実践します。

株式会社SASI
代表取締役
近藤 清人

令和7年2月28日(金)
読を以て独を制す―「本」と「社会」と「つながり」と

読書離れが叫ばれて久しい昨今、書籍の流通量は確実に減少しています。そんな状況だからこそ、編集者は少しでも多くの読者に本を届ける努力が必要となります。この講座では、著者と読者をつなぐ「懸け橋」としての編集者の仕事をご紹介します。また、個人的な行為だと思われがちな読書ですが、近年は大勢で楽しむ読書イベントが増えてきています。そのような、「つながる読書」としてのビブリオバトルや読書会のこともお話します。

早川書房
ミステリマガジン編集部
今坂 朋彦

令和7年3月28日(金)
AIから考える未来の社会

昨今、生成AIの話題を目にすることが多くなりました。膨大なデータに基づき、高速かつ精確に問題解決を図ることができる生成AIは、社会の合理化・効率化を推進するために有用テクノロジーとして期待されています。しかし、それが世の中に浸透していくことで、社会における人間のあり方に変化が生じるかも知れません。今回の講義では、哲学の観点から、そうした生成AIと人間存在の関係についてお話したいと思います。

立命館大学
准教授
戸谷 洋志

【問合せ】
生駒市図書館 0743-75-5000

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