5/18(土)“世界一幸せな国”の教育現場に学ぶ 個人と社会の関係性

新しい自分に出会う

世界幸福度ランキングでたびたび上位になるデンマークには、子どもたちが発達や特性に応じて学べる環境があります。
今回は”子どもの生活教育の専門家「ペタゴー」”として働くMadsさんをゲストに招き、デンマークの教育現場の話を聞きながら、不登校などの子どもをめぐる問題をみんなで考えます。

日時:5月18日(土)13:00~14:30
場所:花のまちづくりセンターふろーらむ
定員:30人(抽選制)
参加費:無料
申込み:5月12日(日)までに、申込みフォームから

※講座にはお子さんを同行いただけますが、会場の都合上あらかじめお知らせください。
※詳細は、参加者に別途メールで案内します。

デンマークの義務教育は10年間で、子どもたちはそれぞれの発達や意思に応じて進級する仕組みになっています。幼稚園から小学校、中学校から高校と上がる時期がみんな一律ではないので、同じ学年に2歳ほど差がある子どもたちがいるのが普通の光景。

また、教室には教員の他にも「ペタゴー」と呼ばれる子どもの生活面をサポートする専門家がいて、子どもたちは対話を通して人との関わり合いを身につけていきます。このようにデンマークでは個人に大切にする環境があるからこそ、日本ほど不登校が深刻な問題にはなっていないと言います。

今回のゲストのMadsさんはデンマーク在住の「ペタゴー」。普段はデンマークの放課後スクール(学童のような場所)で働き、音楽を教材にして子どもたちの社会性を育んでいます。当日はMadsさんにデンマークの教育現場の実情を聞いたり体を動かすワークショップをしたりして、北欧の教育のベースとなる価値観を学びます。そして日本で暮らすわたしたちは、子どもたちが直面する不登校などの問題にどう対応できるのかを考えてみましょう。

子どもたちを育むうえでのヒントを見つけに、ぜひ参加してくださいね!

ゲストプロフィール

Mads Albertsenさん
デンマーク在住、Social Educator(デンマーク語で「ペタゴー」)
コペンハーゲンの公立小中学校、さらに公立ユースセンター※で音楽担当のペタゴーとして勤務。
デンマークの教育現場で重視されている教育的価値観、哲学、アプローチを紹介する様々な国際プロジェクトや交流に従事している。
※ユースセンター:6歳から18歳の子どもが利用することができる放課後施設。ボードゲームや木工、手芸、コンピューターゲーム、スポーツ、音楽といった様々な活動を提供する場所。

学びクリエイター

奥田 陽子さん
生駒市出身、『奈良フォルケ』主宰、関西学院大学経営戦略研究科修了(MBA)
2020年8月から4ヶ月間デンマークの成人教育機関「フォルケホイスコーレ」に留学。2022年には、フォルケホイスコーレと、デンマーク発祥の森のようちえん、自由教育大学などを視察。対話と社会課題解決への関心を持ち、『生駒ホイスコーレ』の設立を目指す。

これまでに、奥田さんが企画した講座のレポートもぜひご覧ください。
vol.1“世界一幸せな国”から学ぶ 北欧ライフスタイル
vol.2“世界一幸せな国”から考える 子育てと教育
vol.3“世界一幸せな国”から考える コドモとオトナの関係性

【問合せ】
生駒市生涯学習課 0743-74-1111(内線3710)

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