2/22(水)あなたの発信は大丈夫?ジェンダー表現を考える座談会

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ジェンダー表現が原因となりSNSが炎上した事例や身近な場面で”モヤモヤ”した出来事について、30~40代の5人が感じたことや考えたことを共有し、その様子をオンラインで配信します。

日時:2月22日(水)19:00~20:30・オンライン開催(YouTubeライブ配信)
定員:なし
参加費:無料
申込み:2月20日(月)までに、申込みフォームから

※詳細は開催前日に、申し込みされた方に別途メールで案内します。

ジェンダーとは、社会や文化によって作り出された性差のこと。例えば、「子育ては女性がするもの」「男性は一家の大黒柱」といった考えは、個人の特性ではなくジェンダーによって意識づけられたものです。
今回は、「女性ならではの気づかい」「男なら泣くな」「女子力」など、何気なく使ってしまう表現の中に潜むジェンダーバイアス(偏見)について考えます。

企画したのは、子育て支援のプロジェクト「Alright Baby」を手掛ける岩城はるみさん。岩城さんは子育てのさまざまな問題と向き合う中で、その根底にはジェンダー問題が深く関わっていると感じるようになり、大学院で子育てとジェンダーの研究をはじめました。

メインゲストは、女性主体の事業をつくるスタートアップ「㈱uni’que」の創業をはじめ、アートや教育などの分野でも女性の活躍をサポートする若宮和男さん。男性の立場で、ジェンダー格差の解消が社会にとってなぜ必要かを発信したnoteの記事「ジェンダーギャップなイベントの登壇をお断りすることにしました。」はSNSでとても話題になりました。

また、若宮さんとともに市内に住む30~40代の皆さんが登壇します。Webエンジニアの吉永大さん、小学校の図書館司書の玉村綾子さん、生駒市の広報職員の村田充弘が、家庭や職場でジェンダー表現に”モヤモヤ”した体験談を持ち寄り、ジェンダーに関する素朴な疑問を話し合います。

イベントはオンライン配信で、登壇者の皆さんが話し合う様子を視聴するスタイル。参加者は顔出ししなくてOK、発言したい人だけがコメント機能を使って対話に参加できます。
また、自分自身のジェンダー感覚と向き合う「ジェンダーバイアスゲーム」のコーナーや、ゲストに質問できる時間もあり、自分のペースで学びを深めることができますよ。

「ジェンダーに関する偏見はないと自信のある人や、自分の発信は炎上には無縁と思っている人にこそ、ぜひ参加してほしい」と岩城さん。
SNSの普及などにより誰もが発信者になる現代。ジェンダーに関する知識はこれからの時代の必須教養です。発言に気を使わなければいけない息苦しい時代だと肩を落とす前に、表現そのものが含む問題に目を向けてみませんか。

学びクリエイター

岩城 はるみ
生駒市在住、アクティビスト。高校教諭として働いていたが、第二子出産を機に退職し、子育て支援事業をスタート。ベビーマッサージ教室やカメラ教室「KOJIKA no Ouchi」を展開するとともに、「子育てしやすい社会へ」をコンセプトとした「Alright Baby」プロジェクトを手がける。
子育てにおける様々な社会問題と向き合う中で、その根底にはジェンダー問題が深く関わっていると感じるように。昨年4月から大学院で子育てとジェンダーの研究をはじめ、子育て応援メディアでジェンダーについてのコラムを執筆するなど精力的に活動している。

※本イベントはischoolと生駒市男女共同参画プラザの共催で実施します。

【問合せ】
生駒市生涯学習課 0743-74-1111(内線3710)

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