2/16(金)性の多様性に目を向けてみよう

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“性”ってなんだろう。”普通”ってなんだろう。
身近な疑問やちょっとしたモヤモヤから、「性の多様性」について考えてみませんか。

日時:2月16日(金)20:00~21:00・オンライン開催(Zoom配信)
定員:なし
参加費:無料
申込み:2月13日(火)までに、申込みフォームから

※主に小中学生の保護者を対象とした内容ですが、どなたでも視聴できます。
※詳細は開催前日に、申し込みされた方に別途メールで案内します。

最近では、私たちの性のあり方はとても多様だと認識されるようになってきました。自分が深く実感している自分の性別、からだの特徴、どんな性別の人に魅力を感じるか、服装やしぐさなどの表現の仕方など、複数の要素が組み合わさり、一人ひとりに異なる「性」があります。

周囲が求めてくる性別や生まれたときのからだの特徴が、自分が実感している自分の性別と異なっていたり、異性愛ではない人が、日本では10人に一人の割合でいると言います(※「電通LGBTQ+調査2023」)。私たちの顔の形や性格、価値観がまったく同じだという人は一人としていないように、だれもが自分自身の「性」をもっているもの。つまり、「性の多様性」は少数のだれかの話ではなく、私たち自身のことです。

では皆さんは、「性の多様性」について子どもたちにどのように伝えますか。

まず、『性の多様性ってなんだろう』(平凡社)の著者で、教育学が専門の渡辺大輔さんから、性の多様性についての基本を教わります。その後は、トランスジェンダーの定政輝さんもゲストに迎え、「性に関して、モヤモヤしたこと」をテーマに、渡辺さんと定政さん、司会の岩城さんが語り合います。ゲストの皆さんの話を聞きながら、性の多様性にまつわる疑問や悩みをみんなで考えてみましょう。

講座はオンライン配信で、参加者は顔出ししなくてもOK。ゲストには、Zoomのチャット機能を使って質問をすることもできますよ。ぜひ気軽に参加してくださいね。

ゲストプロフィール

渡辺 大輔さん
埼玉大学基盤教育研究センター准教授。博士(教育学)。専門はセクシュアリティ教育。中学校や高等学校で包括的性教育の授業作りに取り組むほか、全国各地で教員研修や講演を行っている。ユネスコ『国際セクシュアリティ教育ガイダンス【改訂版】――科学的根拠に基づいたアプローチ』(明石書店)の翻訳、『いろいろな性、いろいろな生きかた』(全3巻、ポプラ社)の監修を務めるほか、『性の多様性ってなんだろう?』(平凡社)など著書も多数。

定政 輝(さだまさ ひかる)さん
LGBTQ支援団体「Rainbow Create」代表。奈良県生まれ。保育園の頃から、男の子に混じって遊ぶヤンチャな女の子だった。保育士を目指して入学した短大でトランスジェンダーを自認する。26歳で性別適合手術を受け、男性として第2の人生を歩み始めた。現在は、全国各地で自身の経験をもとに講演会を行うほか、児童発達支援放課後等デイサービスの管理者として子どもたちの療育支援に携わっている。

学びクリエイター

岩城 はるみさん
生駒市在住、アクティビスト。高校教諭として働いていたが、第二子出産を機に退職し、子育て支援事業をスタート。「子育てしやすい社会へ」をコンセプトとした「Alright Baby」プロジェクトを手がける。令和3年4月から大学院で子育てとジェンダーの研究をはじめ、子育て応援メディアでジェンダーについてのコラムを執筆するなど精力的に活動している。
詳しくは、こちら

※本講座は、ischoolと生駒市男女共同参画プラザ、人権施策課の共催で実施します。

【問合せ】
生駒市生涯学習課 0743-74-1111(内線3710)

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