スマホやゲーム、学校でも1人1台タブレットを配布されるなど、子どもをとりまく環境はどんどんデジタル化しています。デジタルメディアを使うことによって、子どもたちにどのような影響があるでしょうか。
これからの読書を考える講演会「最適な道具で学ぼう!これからの読書を考えよう!~読み書きメディアの認知科学」を開催します。
日時:8月3日(木)13:30~15:00 場所:生駒市北コミュニティセンターISTAはばたき(生駒市上町1543番地) 定員:450人 参加費:無料 申込み:申込みフォームから、生駒市図書館に電話(0743-75-5000)、または、直接、市内5図書館・室のカウンターでも申し込めます。
※託児も行います。希望される方は申込フォームに必要事項をご記入ください。
※詳しくは市ホームページをご覧ください。
コンテンツが同じであれば、紙で読んでもデジタルで読んでも、読みの効率や質は変わらないのでしょうか。答えは“NO”。読む際の道具が変わると、読むスピードや理解度、さらには人の読み方まで変わってしまいます。
今回の講演では、紙での読みとデジタルでの読みを比較する認知実験、デジタル読書の実体験を通して、読み書きのメディアとしての紙とデジタルの違いを考えます。両者の特性をふまえて、状況に応じて紙とデジタルを使い分けることの重要性を述べます。また、デジタル教育の懸念についても触れ、講演者が思い描く、これからの読書と読書環境も紹介します。
「子どもたちに本をもっと好きになってもらいたい」と思っている、保護者のみなさんにオススメの内容です。ぜひご参加くださいね。
講師プロフィール
柴田博仁さん
群馬大学情報学部教授
東京大学大学院 工学系研究科 博士課程修了。博士(工学)。
2003年、富士ゼロックス株式会社研究主幹を経て、2020年10月から群馬大学 情報学部教授。専門はユーザインタフェースデザインと認知科学。書籍に『ペーパーレス時代の紙の価値を知る』(産業能率大学出版部,2018)など。夢は前橋での本のまちづくり。
なお、この講演会は令和5年度第1回「トライ!生駒子ども読書会議」の基調講演として実施するものです。「トライ!生駒子ども読書会議」では、子どもたちが読書に親しむことができるよう、家族で読書を楽しむ「家読(うちどく)」などの取り組みを実施しています。
【問合せ】
生駒市図書館 0743-75-5000