学びクリエイターの町矢です。
週末スローライフ6回目は、草花を感じる時間として、花のまちづくりセンター「ふろーらむ」での<スマホで季節の花を撮って感性を磨こう!>を開催し、親子合わせて16人が参加しました。
ふろーらむのお花が一番綺麗に咲く時期に、見事に遭遇するタイミングの日となり、お天気にも恵まれ、藤やモッコウバラが満開!!
参加者はみんなスマホやカメラを持参して生駒の自然に触れる時間を過ごしました。

はじめに、写真を撮ることが好きな大人、いこまち宣伝部のお2人とひらく学校の学生にも協力を頂き、それぞれの写真を何枚か紹介して頂き、撮る時の動機や撮った写真を何枚かに絞って選ぶ時の基準などを聞かせて頂きました。それぞれの視点を聞くことで、参加者は、感覚のインプットの時間。印象的だったのは、「写真を選ぶコツは、直感です!!」と自分の感覚を楽しむ大人のその言葉に参加していたこどもたちも安心した表情で自分の感覚を信じる雰囲気が自然とできていくのを感じました。


つづいてふろーらむの職員であるガーデナーの福田さんによるお花や植物について、園内を回りながら実際に香りや葉っぱの手触りを楽しむガーデンツアー。いろんなお花の特徴や知識を教えていただきました。
そしていよいよ撮影の時間。みんな、ツアーの中ですでに自分のお気に入りの場所を見つけていたようで、撮影タイムに入ると、迷いなく好きな草花の元へと向かって行きました。


こどもたちは、本当に真剣な眼差し!!スマホやデジカメを片手に真剣にアングルを考え、被写体と向き合っている夢中な姿に大人はびっくり!中には保護者さんのスマホをかりて99枚も撮影したと元気よく報告してくれた少年もいました。
1時間ほど経って、撮った写真を披露する発表の時間では、こどもたちは、少し照れながらも参加者の前で写真を披露すると「わ~綺麗」の声や拍手とともに、とっても嬉しそうな笑顔が思わず溢れていました。

自分ならではの視点でそのお花や風景に対しての「美しさ」を見つけ、それを見事に表現している写真の数々。誰1人被ることなく、見事に一人一人が違う被写体を撮っていました。みなさんのアンケートでは、「はじめは、のり気ではないこどもが最後には、楽しかったと満足そうでした。」「こどもが夢中になるのを感じ私自身も夢中に楽しめました」と親子共に楽しんでくれていた声がたくさんありました。また、他の写真を見てどう感じましたか?の質問には、こどもたちは、しっかりと他の写真のいいところを感じ取って自分の言葉で表現している姿に、こどもたちの観察力の素晴らしさを感じさせてもらいました。

最後は、今日のイチオシの写真を持っての集合写真。みんなはじめより、自信が持てたような、ほっこり和やかな写真を撮って終わりました。
自然を通し、自分を感じる時間。これからも引き続き、みなさんのその素敵な感性で写真をお楽しみ頂ければと思います。
写真はいろいろな価値観を見せてくれるツール。今回の講座で自分とは違った感性に触れ、みんなそれぞれの思いや考えがあることはステキだと思えるきっかけになることを願います。



