ミライの教室「親子で学ぶプログラミング」

レポート

ischoolの「ミライの教室」は、わたしたち一人ひとりの可能性とチャンスを広げるための、知恵やスキル、つながりを得る場です。市内外で新しい学びに取り組む皆さんとともに、年間50の多様な講座を開講しています。

4月23日(日)に「親子で学ぶプログラミング教室」を開催しました。小学生と保護者の皆さん9組19名が参加し、なぜ「プログラミング」が未来に必要なスキルなのか、グループワークやプログラミングツール「Scratch(スクラッチ)」を使い、体験を通して学びました。

講師は市内でプログラミング教室を運営する浜口典子さん。
初めて教室に来る子どもたちの多くが「プログラミングは“ゲームを作ること”」だと思っていることに疑問を持ち、子どもたちだけではなく大人も一緒に「プログラミングの本質」について学ぶ機会をつくりたいと、今回の講座を企画されました。

当日は、「プログラミングはなにをすることだと思いますか」という問いかけから始まりました。参加者の皆さんは、「ゲームをつくること」と「なにをすることかわからない」に手を挙げた人が半分ずつぐらい。

「実は、プログラミングはコンピューターに命令をすることなんです」
と浜口さん。

グループワークで、身の回りのコンピューターを探してみると、スマートフォンやパソコンのようなわかりやすいものだけではなく、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、自動車など、私たちはコンピューターに囲まれて暮らしていることがわかりました。

「コンピューターが今の便利な暮らしを作ってくれているんです。コンピューターがなくなったら、世の中は昭和の初めぐらいまで退行してしまうんですよ」
と浜口さんが伝えると、参加者の皆さんからはどよめく声があがりました。

プログラミングが今の暮らしになくてはならないものだとわかったところで、次は実際にロボットへの命令を考え、プログラミングのルールを学びました。
命令は人間にもコンピューターにもできるけど、人間とコンピューターの違いは、「自分で考えることができるかどうか」。コンピューターはあらゆることを指示しなければ、思った通りに動いてくれません。「ロボットに飲み物をもってきてもらうには」というワークを通して、命令の仕方を理解していきました。

その後、「10年後になくなると思う仕事」をみんなで考えました。
一番多かったのは、スーパーのレジの仕事。実際にレジ打ちが機械に置き換わっているお店も増えてきています。
変化の激しい時代に子どもたちが選んだ仕事が、ずっとある保証はなく、これから大事なことは、
「変化する時代に柔軟に対応する力。21世紀型スキルとよばれる、論理的思考、問題解決力、批判的思考、想像力などがプログラミング学習を通して身につくと言われているんです」
と浜口さん話すと、特に大人たちは大きくうなずいて聞いていました。

最後に、ビジュアルプログラミング言語「スクラッチ」を用いてプログラミング学習を体験。猫を動かすゲーム作りに、子どもたちは夢中で取り組んでいました。
「こんなにPCが使えるなんて知らなかったです」
と保護者の皆さんは驚いた様子でした。親子で協力してゲームを完成させました。

「ゲームを自分で作れて嬉しかった。もっとやりたい。家でも頑張る」
と、子どもたち。保護者の皆さんからは
「プログラミングとは?がわかりました。一人でICT教育は難しいので、いい機会になりました」
「子どもとともに学ぶということは、大人も学ぶということだとわかりました」
などと感想が寄せられました。

私たち大人が経験して来なかったプログラミング学習。一からその意義を理解することができた時間になりました。
ischoolでは今後もICTをテーマにした講座を開講予定ですので、ぜひご参加くださいね。

学びクリエイター

浜口 典子さん
通信機器メーカー(東証一部上場)でシステムエンジニアとして約10 年勤務した後、プログラミング教室「エヌキッズ」を開校。これまでに約200 人以上の子ども達にプログラミングを指導。変化の激しいグローバル社会を生き抜くために必要な能力「21世紀型スキル」を、子どもたちが楽しみながら身に着けることができるカリキュラムを実施している。

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