まちミルVol.2「図書館の裏側を知る 図書館バックステージ」

レポート

学びと交流の社会見学「まちミル」は、生駒のまちを題材にしたフィールドワークです。2021年にスタート。市内の気になる場所で地域活動を体験したり地域の人と交流したりしながら、多様な学びを展開してきました。
ischoolでは、ミライの教室「生駒のまちを知る」で、地域の魅力や課題を学ぶコンテンツを開催予定です。

2021年12月19日(日)に図書館本館で開催した、「図書館バックステージ」。

この日の参加者は14人。普段はなかなか見られない「書庫」の見学ツアーや、「図書館でやりたいこと」をテーマにしたグループワークを体験しました。

次に、司書が先導し「バックステージツアー」へ出発。手作りのしおりが気分を盛り上げます。

関係者以外入ることができない図書館の書庫には、1万冊以上の本がズラリ。一番高価な貯蔵書や、最も古い貯蔵書が紹介されると、参加者の中から歓声が上がります。
「本好きにはたまらない贅沢な時間。何時間でもここで楽しめそうです」という声もあったほどです。

その後は、図書館で活動するボランティアの皆さんと「図書館でやってみたいこと」を考えるグループワークです。
「館内で防災キャンプや夜の図書館プラネタリウムをやってみたい」
「本好きな仲間と貴重な本を眺め語り合う『本を愛でる会』もいいですね」
ユニークなアイデアがたくさん飛び交います。

最後に図書館館長の西野から「本来読書は一人で楽しむもの。でも、図書館を活用して仲間をつくったり、新しいことにチャレンジしたり、本を読むだけではない図書館を一緒に作っていってほしいです」と参加者の皆さんに呼びかけました。

「図書館でイベントを企画してみたくなった」「図書館のボランティアに参加しようと思う」といった声が寄せられた一日。本好きの仲間と交流しながら、新しい図書館の魅力に気づく時間になりました。

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